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校長先生のお話

8月の言葉

2学期の始まりにあたって
―たくましい子どもの育成を目指しつつ―

 虫の声澄みて高まる窓の外
   移ろう季節のただ中にゐる( 静 雲 )

 猛暑の夏でしたが、子どもたちは元気に2学期を迎えることができました。
 この夏季休業中、各ご家庭・地域の皆さんのご協力をいただきまして、大きな事故もなく始業式を迎えることができたこと、誠に喜ばしく思います。
長期の夏休みの終盤、子どもたちは学習の振り返りや、休み中の課題についておさらいをするなど、これまでのチェックを大切にし、2学期の準備をして本日を迎えることができました。
 残暑の厳しさの中にも、朝夕の涼しさが感じられるようになり、子どもたちにとっては、一層、学習の進む季節となります。この夏季休業中においても、スポーツ少年団や児童会・生徒会サミットへの参加に伴う児童の活躍など、スポーツのみならず、文化的な方面においても子どもたちの素晴らしい活躍が報告されております。
 これまで、子どもたちは、目標を持ち、朝マラソンに挑戦するなど継続して体力づくりに励んできましたが、今後とも体力づくりの面においても励んでいきたいと願っております。2学期にはまた、様々な学校行事などが計画されております。日頃の学習の成果を生かしつつ、子どもたちが、大いに輝くよう配慮のうえ、一つ一つの行事を通して健やかに育てて参りたいと願っております。
 澄み渡る夕暮れ時の虫の音が一層高まりを増し、季節の移ろいを感じさせてくれるようになりました。
 保護者の皆さん、地域の皆様方のご協力・ご支援によりまして、今後とも、たくましい子どもの育成に邁進して参りたいと考えておりますので、今学期もご理解・ご支援のほどをよろしくお願いいたします。

 (2013.8.26)