HOME >> 校長先生から >> 今月の言葉

校長先生のお話

9月の言葉

体験的活動を生かして温かく育つ子どもたち
―郷土の恵まれた自然を肌で感じながら―

 コスモスに止まるとんぼにそっと寄り
   捕らえむとする子の眼差しに会ふ( 静 雲 )

 このたびの台風は、各地に大きな被害をもたらしましたが、改めて、自然の猛威に身が引き締まる思いがいたします。
 収穫時期を迎えて、冠水被害など、県内外の深刻な状況が報じられているところでありますが、皆様方のところは大丈夫でしたでしょうか。今後とも、台風の発生が予想されます。どうか、子どもたちの登下校時や帰宅後の安全確保について、引き続きご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。
 さて、本校では地域の方々のご支援により、子どもたちが、郷土の恵まれた環境を肌で感じる機会が与えられております。そうした体験を通して生き生きと学ぶ機会を与えていただいております。
 先日、4年生が、赤平一夫さん・弘子さんの林檎園で葉摘みの作業を体験しました。玉伸びした林檎の果実によく日光が当たるようにするために、余分な葉っぱを摘む作業です。日光がよく当たった果実は着色も進み糖度も増します。
 今後、一戸芳榮さん方の田圃では、今月の末、5・6年生による稲刈りが予定されております。
 このように、本校の子どもたちは、地域の方々の見守りによる学習活動を通して、温かく成長しております。

 (2013.9.24)